蓄電池の賢い使い方 2.押し上げ効果・ダブル発電について

みなさんこんにちは。
香川県 観音寺市・三豊市で蓄電池なら、藤田商店におまかせ!
藤田商店、蓄電池システム部の三井です。

このブログのおかげでしょうか?
地元のお客様のからの問い合わせが増え、蓄電池の使い方や賢い購入方法を説明する機会が多くなりました。
少しずつお問合せが増えてきて嬉しい限りです。

さて、今回のテーマは『ダブル発電・押し上げ効果について』です。

太陽光発電を設置されている方やオール電化にされている方の中には、エネファーム(燃料電池)を勧められた際に、
「ダブル発電」という言葉を耳にされたのではないでしょうか?
蓄電池の機種によっては、太陽光発電と同様に「発電設備」とみなされるものがあります。こういった蓄電池からの給電を「ダブル発電」といいます。

また、「押し上げ効果」も少し説明しますと、
「押し上げ効果」とは、読んで字のごとく、太陽光発電の売電量を押し上げる効果のことを言います。
蓄電池の経済メリットのところで、「安い深夜電力を貯めて、高い昼間に使う」という蓄電池の使い方をご説明したことがありましたが、この差額のメリットが蓄電池の一番の経済メリットになります。
それ以上にもっと経済メリットを出そうとする場合、この押し上げ効果を利用します。

一般的には、昼間に太陽光パネルで発電された電気を、まず家庭内で消費します。そして余った電気を、四国電力や新電力会社等に売電しています。
それを、ここでは、家庭での消費を蓄電池に貯められていた電気でまかなうことで、さらに多くの電気を売電に充てることが出来ます。
これが押し上げ効果の仕組みです。

ただし、この押し上げ効果は、蓄電池の種類によっては、ダブル発電の扱いになるものとならないものがあるようです。
ダブル発電になってしまうと、売電価格が下がってしまいます。
(平成23年 42円⇒34円、平成24年 42円⇒34円、平成25年 38円⇒31円、平成26年 37円⇒30円、平成27年 33円⇒27円)

京セラの蓄電システム(タイプA)の場合では、押し上げ効果があり、売電量は増えるようですが、ダブル発電になってしまい、売電価格が下がります。
長州産業やPanasonicの蓄電池は、押し上げ効果があり、また、ダブル発電にならないので、売電価格は変わらないのですが、屋外型ですので、設置スペースを考慮しないといけません。

いずれがお得かは、ダブル発電のデメリットと押し上げ効果のメリットとで、どちらの方が大きく影響するのか、太陽光発電の設置容量や電気の使用スタイルによって変わってくるようです。「どちらがお得なの…?」というお客様も、過去の発電実績や電気使用量明細から「蓄電池」でシミュレーションを行うことで分かりますので、お気軽にお問合せくださいね!

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香川県 観音寺市・三豊市で蓄電池の設置を検討されているあなた!
ご相談、お問合せ、お見積は藤田商店まで、お気軽にどうぞ!

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