皆さんこんにちは。
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藤田商店　蓄電池システム部の三井です。

今回のテーマは『全負荷・特定負荷について』です。以前のブログ『非常時の出力について』でご紹介しましたが、ここではもう少し詳しくご紹介します。

まず、蓄電池の種類には、分電盤での接続方法によって、「全負荷(一般負荷)」と「特定負荷」の2つのタイプがあります。このタイプですが、非常時に、皆さまがご家庭で、どのような電気を必要とするかで、どちらのタイプの蓄電池を選べばよいかが決まります。

全負荷（一般負荷）

まず「全負荷(一般負荷)」と呼ばれるタイプは、もしもの場合でも、家中にあるすべての電気を使用出来るため、普段の生活と変わらない生活が送れます。
勿論、人にもよりますが、ご高齢者や小さい子様がご自宅にいらっしゃる方や、温度管理が必要なペットを飼っていらっしゃる方などにはおすすめです。

特定負荷

続いて、「特定負荷」ですが、一般的な蓄電池はこの「特定負荷」タイプが多いです。
蓄電池設置時に、あらかじめ分電盤の中から回路を選択し、もしもの時に使用出来る部屋や家電製品を決めておきます。
例えば、１階のリビングの照明やTV、キッチンの照明や冷蔵庫、また、コンセントを選んでいれば停電が発生した場合には１階のリビングで災害情報をTVで確認したり、安心して冷蔵庫の食材を使用したりすることが出来ます。
しかし、２階やその他の部屋はあらかじめ選んでいないので、その電気は使えません。

非常時に、電気を使う場所が決まっていたり、必要とする家電製品のある部屋などが少なかったりする場合は「特定負荷」、全ての電気が使用出来ないと不安な場合は「全負荷」を選ぶのがおすすめです。皆様は如何でしょうか？

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