蓄電池の基礎知識 4.容量・出力について
みなさんこんにちは。
香川県 観音寺市・三豊市で蓄電池なら、藤田商店におまかせ!
藤田商店、蓄電池システム部の三井です。
今回のテーマは『容量・出力について』です。
前回のブログ記事では、kW(出力)とkWh(容量)の違いをご紹介しましたので、
今回は、蓄電池の容量と出力について、詳しくご説明いたします。
まず、蓄電池の容量ですが、電気を貯めることが出来る量は無限ではありません。
冷蔵庫も庫内の大きさによって、保存できる食材量があるように、蓄電池にもあります。
つまり、家庭用蓄電池は各メーカーの機種ごとに様々な容量があります。
(あくまでも目安ですが、1kWh~12 kWhのタイプがあるようです)
小型容量の製品は比較的安価で、当然ながら大容量のものほど高額になります。
「蓄電池を購入する時、自分はどういった蓄電池を選べばいいの?」
などと悩んでしまいますが、蓄電池容量を選ぶポイントは、他の家電製品と同じです。
どういうことかと申し上げますと、
例えば洗濯機を購入する際は、家族の人数や年齢、洗濯頻度などを考慮し、生活スタイルにあった製品を選択しますよね。
蓄電池選びのポイントは以下の点です。
- 非常時の備えとして「停電時に使用したい電化製品や照明は何か?」
- もっと地球や環境にやさしい暮らしをするために「昼間、太陽光発電でつくった電気で、夜間も不便なく使用したい電気量はどれくらいか?」
- 光熱費を抑える取り組みとして、昼間の高い電気代を安い深夜電力でまかなおうとすると、「昼間の電気使用量はどれくらいか?」
上記のように用途を基準にして考えると、必要な容量が見えてきます。
必要以上に大容量の蓄電池ですと、その機能を十分に使えず持て余してしまいますし、逆に小容量すぎると停電時に短時間しか使えなかったり、経済メリットがあまりなかったりというデメリットもあります。蓄電池の購入時には、一度ご自身の家庭での電力消費状況を見直すと良いですね。
尚、参考までに、一般的な家電製品の出力を載せておきますが、あくまで一例なので、正確な数値はお使いの家電製品をご確認くださいね。
【一例】
電子レンジ | 1500W |
ホットカーペット(3畳用) | 800W |
エアコン(暖房) | 750W(※) |
エアコン(冷房) | 650W(※) |
IH調理器(弱) | 700W |
洗濯機(8kg) | 600W |
電気ケトル | 250W |
冷蔵庫(40L) | 190W |
テレビ | 150W |
照明 | 100W |
こたつ(弱) | 100W |
パソコン | 100W |
携帯電話 | 15W |
(※エアコン、蓄電池の機種によっては停電時に使えないものもあります。事前にご確認ください。)
また、上記の一例を元に考えますと、例えば、出力が2kWの蓄電池ならば、上記の中から合計2000W(=2kW)まで同時に使えます。
つまり、照明3部屋(100W×3)・エアコン(750W)・テレビ(150W)・冷蔵庫(190W)・電気ケトル(250W)・携帯電話の充電(15W)・パソコン(100W)、が停電時に同時に使えます!
これだけ使えれば、停電時でも安心ですよね!
しかし、高出力の電子レンジやIH調理器は同時に使う事は難しいので、
停電時も不自由無く料理などをしたい方は、より高出力・大容量の蓄電池をお選び下さい。
蓄電池を購入する前に、停電時にどの家電を使いたいかイメージしてみてはいかがでしょうか?
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香川県 観音寺市・三豊市で蓄電池の設置を検討されているあなた!
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